
外部SEOってなんなの?被リンクって今でも効果があるの?
内部SEOの話。つまりコンテンツの話ばかりして来ましたが、SEO対策といえばやっぱり外部SEOの話もしなくてはいけません。
ただ、最近の風潮としてGoogle相手に外部SEOなんて効果が無い!良いコンテンツさえ作っていれば問題無い!みたいな考えも多いように感じます。
しかし、結論から言うと今も昔も外部SEOは大きな意味があります。それは実際にライバルが多いようなビックキーワードを検索すれば明らかです。
外部SEO(被リンク)なんて必要無いと言っているのは正直言って、ライバルがいないキーワードで上位表示して喜んでいる2流さんか、外部リンクを確認する事さえ出来ない3流さんだけです。
狙うか狙わないかは別にしてもやはりビックキーワードで上位表示するには外部リンクが必要という事は実際に毎日検索結果を眺めている僕らなら分かり切った事です。
ただ、外部リンクが必要!という情報だけで、適当に自演リンクを張っていて儲かる時代も終わりました。ですから今はより本質的な知識を得た上での、外部SEO対策が必要となります。
そのために今回はGoogleの評価システムの歴史を振り返りながら本質的に外部SEO解説していきたいと思います。
そもそもGoogleは外部からのリンクの本数と質でサイトを評価していた(10年~5年前の話)
Googleの本質をお伝えする為に昔話をします。
Googleと言うのはユーザーが検索したキーワード(問い)に対して、答えを返してくれるサイトを上位に表示させる事が仕事です。
しかし、サイトの内容、言語を理解するというのは技術的にもの凄くハードルが高い事です。
今でこそ様々なアルゴリズムを組み込んで言語理解をすすめていますが、以前はほぼこれが出来ませんでした。
そこで、Googleが評価基準として採用したのが外部リンクです。
人気のサイトはリンクが集まる(リンク本数)人気のあるサイトからのリンクはより権威性があるだろう(リンク質)これでサイトの評価をしよう。
これが10年前ほどであればGoogleの評価基準の全てと言っても過言でありませんでした。
コンテンツ内容を理解するよりも、リンクの本数と質という数値化出来る要素で判断する事ははるかに簡単で合理的な評価基準です。これがそもそものGoogleの評価基準でした。
しかし、リンクだけで判断する事には限界があった。(10年~5年前の話)
人気のあるサイトはリンクが貰える。これ自体は間違った考え方ではありませんし、コンテンツ内容を理解出来ない以上最も合理的な評価基準だと思います。
しかし、外部リンクのみの評価では以下の問題点が出て来ました。
1.自演が出来る(中古ドメイン、無料ブログなどで大量の自演リンク)
2.必ずしも優良なコンテンツにリンクが集まるとは限らない。炎上等間違った情報や過激な情報の方がリンク集まる性質がある
3.コンテンツによってはユーザーがリンク貼らない(アダルトとか)
4.そもそもリンクの張り方知っているユーザーなどほぼ存在せず、総意が反映されない
Googleは人間から見て満足するサイトを上位に表示させる事が目的なので、やはり外部リンクのみに評価判断を任せる事には限界があったのです。
より人間の目に近づけるために不自然リンクを取り締まりを強化(5年~1年前)
日々膨大に増えるWEBページ。それら全てを評価しなければならない限り、この外部リンクによるページ評価というのは基本的にGoogleは辞める事は出来ません。
実は時間的制約、マシンパワーの制約が無ければコンテンツ内容を今よりもはるかに正しく理解する事は可能ですが、世界中のコンテンツを評価しなければいけない限り、マシンパワーと時間の問題で、全てのアルゴリズムを組み込む事が出来ません。
そこでGoogleがした事。
それが不自然リンクの取り締まりです。これによって自演リンクを排除する。という事に力を入れていたのがここ1年~5年の間です。
評価基準としてリンクの力を下げるのでは無く、問題のあるリンクを無効化する&ペナルティーを与える。
この方法であればある程度順位が上がったサイトのみに評価対象を絞る事が出来ます。さらには評価対象を絞る事によって、人の目によるペナルティー『手動ペナルティー』という方法も取り入れました。
このような背景からリンク=意味が無い。とか自演リンク=無駄。のような価値観が広がりつつありますが、いまだにナチュラルなリンク&ナチュラルに見える自演リンクというのは効果があります。
Googleは絶対に外部リンクによる評価をやめられない。

歴史の話などで、ちょっと話が長くなってしまいました。一番伝えたい所はここです。Googleは絶対に外部リンクによる評価基準をアルゴリズムから外す事は出来ません。
理由は以下
1.マシンパワー
先ほども話ましたが、現在の技術で文章をある程度理解出来たとしても、その技術を日々増え続けるWEBサイトに適応する事は出来ません。
2.感情
良いサイトか悪いサイトかは感情で決まる部分も多いかと思います。感情が動かされリンクが張られる事があっても、Googleは文字から感情を理解する事は出来ません。
サイト評価に必要な感情という部分を評価基準に加えるにはリンク評価は不可欠なのです。
3.非テキストコンテンツの評価
例えば、僕が撮影した写真と有名写真家が撮影した写真の評価。まあこれは画素数とかでそのうち甲乙の判断が付けられる日がくるかもしれませんが(現在は画像内容は評価できない)
例 飛行機についての記事で、ヘリコプターの写真でも飛行機の写真でも評価は同じ
もっと分かり易い例だと印象派の絵とか芸術とかそういうコンテンツを機械は評価出来ません。
ただし、ユーザーはサイト内の画像を込みでコンテンツを評価します。それをGoogleが判断する時に現状リンクしか評価する基準は無いのです。
まとめ、外部SEOの優先度は下がってきてはいるがやはり大切な要素
という事で、なんと無くGoogleの限界というか内部要素だけで判断するという事の限界が見えて外部SEO(被リンク)の重要性というのが解ったかと思います。
被リンクといえば自作自演!という印象がありますが、戦略的に自然リンクを得る方法というのもやはり存在します。
そして、自作自演リンクの取り締まりが厳しくなった今、Googleが評価する外部被リンクというのは少ない本数でもかなりSEO上意味があります(SEOは相対評価だからね!)
つまり、今Googleに評価されるリンク構築方法を知っているだけで大きなアドバンテージになります。
巷ではしっかりしたサイトを作っていれば評価される!みたいな事をドヤ顔で言う人がいますが、この記事を見たあなたはどのような感想を持つでしょう。
Googleの検索結果と対峙して来た僕からすると、それらの意見は思考停止にしか見えません。考えるのは面倒くさいSEOですが、考える事をめんどくさがる人が多い今だからこそ、考える意味があるのが外部SEOです。
今回は外部リンクによるSEOの考え方という事で具体的な事例や手法を解説はしていませんが、今後サイト内でも具体的なお話をしていきますので、外部SEOについて少し興味を持たれた方は是非参考にして頂きたいと思います。
このあたりの話は自分が稼いでいない系のアフィリエイターには出来ないお話なので、貴重なコンテンツかと思います。

管理人

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